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十全化学の研究テーマ「連続カラムクロマト技術による効率的な核酸医薬原薬の分離精製条件の確立」が富山県の令和4年度医薬品開発支援プロジェクトの助成対象となりました
経営/コーポレート
医薬品・原薬の製造・研究受託事業を行う十全化学株式会社(所在地:富山県富山市、取締役社長:廣田大輔)は、富山県が行う事業「令和4年度医薬品開発支援プロジェクト(https://www.pref.toyama.jp/1208/20220701.html)」に申請し、助成対象研究テーマとして選出されましたことをご報告いたします。
令和4年度医薬品開発支援プロジェクトは、富山県内企業における医薬品の研究開発力の向上を図り、富山県医薬品産業の活性化に寄与することを目的とし、富山県内企業が実施する今後の成長分野やアンメットメディカルニーズを充足するような高付加価値医薬品及び医薬品製造開発受託(以下、CDMOという)の展望がある革新的な製剤の研究開発に対し助成するものです。
十全化学は「連続カラムクロマト技術による効率的な核酸医薬原薬の分離精製条件の確立」を研究題目とし申請しております。当該研究の事業目的および趣旨は以下の通りです。
事業目的、趣旨
①連続クロマト技術による効率的な核酸オリゴマーの分離精製技術の確立
②工程収率を従来のバッチクロマト精製時よりも飛躍的に向上させる
③上記を手順化し、GMP管理下でのkgスケール製造を可能とする基盤を作る
十全化学の核酸事業は、2016年より核酸モノマー製造事業を展開し、2019年には核酸モノマーの実機製造を実施いたしました。また、2021年からは、核酸オリゴマーのラボ製造を展開しております。
我々は、高品質のモノマーから核酸医薬原薬までを安定して供給し、核酸医薬品の実用化に貢献する事を目指しております。また、当該研究を通じて、富山県内の新規モダリティ医薬品産業の活性化に貢献することに努めてまいります。